MR. ORBISON
僕が見つめているのは 白い空虚なスクリーン
硬いこのイスに縛られ 夜明けまでに凍りつく
辺り一面の暗がりが 足元へと絡みつけば
このまま全てが消えてしまいそうで 僕は両目を閉じれない
ミスター・オービソン その黒メガネの奥には
ミスター・オービソン 溢れる涙 隠していたんだね
やがて外では雨が降り 激しく屋根が波打っても
僕の部屋の中では 砂嵐が渦巻いてる
黙ったままでいたことが いけなかったのですか
何も変わらないことが怖くて 僕はこの耳を塞げない
ミスター・オービソン そのビロードの声が
ミスター・オービソン とめどない悲しみ 繋ぎとめたんだね
ミスター・オービソン・・・
君がさしてた赤い傘が 風の中を転がっていった
やがていつかは鎖を解いて 向こう側へと行くのか
ミスター・オービソン 今日の僕の歌は
ミスター・オービソン 全て歌い終わったのです
ミスター・オービソン 誰も知らないところで
ミスター・オービソン 僕は一人掠れていくんです
ミスター・オービソン そろそろあなたの歌を
ミスター・オービソン 聴かせてください
ミスター・オービソン・・・
(WORDS AND MUSIC BY LOTUS)
ロックンロール創成期に特に活躍し、"OH PRETTY WOMAN"や"ONLY THE LONELY"などの大ヒット曲を残し、低迷期はあったものの、'80年代の後半には後輩ミュージシャンの多数のバックアップやTRAVELING WILBURYSへの参加もあり見事に復活、"MYSTERY GIRL"という傑作アルバムを発表しながら、それと前後するように心臓発作で彼岸へ旅立ったミュージシャン、シンガー・ソングライター、ロイ・オービソンに捧げた曲である。
"OH PRETTY WOMAN"はそのまま映画の主題歌にもなったから、ご存知の方も多いだろう。決してサングラスを取らず、絹のような悲しいまでの美声は死ぬまで変わらなかった。ブルース・スプリングスティーンは、かの傑作"BORN TO RUN"制作時に「ボブ・ディランのような詩を書き、デュアン・エディのようなギターを弾き、フィル・スペクターのようなサウンドを作り、そして何よりもロイ・オービソンのように歌おう」と考えていたというのも、割と有名な話である。
MR. ORBISONは今のところライヴでしか聴けない曲です。サビの部分は「ミスター何?」と訊かれることもしばしばで、一応歌う前にMCで説明することも多いのだが、結構俺のMCは歌に反してボソボソだったりすることも多く(笑)、空耳も多い(すみません)。たまには歌詞を載せるのも良いかと思いまして。
(↓氏の遺作、"MYSTERY GIRL"。参加ミュージシャンは、ELOのジェフ・リン、ジョージ・ハリスン、トム・ぺティ、エルヴィス・コステロ、ボノ、ジ・エッジ、などなど!)
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