今年もこういう季節
29回目の12月8日も過ぎてしまったが、毎年恒例、「今年買ったCD」の振り返りをしておきたい。棚を眺めると今年は約70枚購入、ちょっと買い過ぎである。しかも新譜は少なく、ほとんどがリマスター・リイシューでの買い直しと、昔から気にはなっていたけれど聴かずにいた作品達(例えばTODD RUNGRENの"SOMETHING/ANYTHING"とか、GINO VANNELLIの"BROTHER TO BROTHER"とか)だった。
新譜では、U2 "NO LINE ON THE HORIZON"。とにかく今年はこの作品に尽きた。U2の最高作を1枚、と問われたら"ACHTUNG BABY""ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND""NO LINE ON THE HORIZON"の3作までは絞れるがそれ以上は絞れない。そういう位置付けとしたい。ちなみに、アクトンは天候の優れない日中もしくは夜、オールザットは晴れた日中が似合うアルバムだが、ノーラインはどんな時でもイケる。どうにも素晴しい、凄まじい作品である。現在ワールドツアーの「中休み」に入っている彼らだが、来年、予てからのメンバーのコメント通りニューアルバムをリリース、その後再びワールドツアーにカムバックということらしい。まさに"ACHTUNG BABY"~"ZOOROPA"のパターンが蘇るわけだ。なんとも素晴しい!来日公演は来年終盤か再来年・・・か?
リマスター・リイシュー買い直しでの大収穫は、つい先日届いたばかりのJENNIFER WARNES "THE HUNTER"。ジェニファーはジョー・コッカーとのデュエットで映画「愛と青春の旅立ち」のテーマを大ヒットさせたり、日本ではちょっと裏方的なイメージがあるのかもしれない人だが、俺は全曲LEONARD COHENのカヴァーで構成された傑作"FAMOUS BLUE RAINCOAT"で彼女の歌世界に入った。JONI MITCHELLやEMMYLOU HARRISと並んで最も敬愛する女性シンガーの一人である。このアルバムも元々良い音質だったが、今回の24K GOLD DISC仕様には参った!何でも某サイトによると、マスターにはジェニファー本人所有のDATを使ったとのこと!ホントに凄い。もちろん、音質の前に曲・パフォーマンス共に素晴しい。WATERBOYSの"THE WHOLE OF THE MOON"をカヴァーするなんて、この人にしか出来ないだろうな。
そして最後は今年もこのアルバム、TOM PETTY "WILDFLOWERS"。2005年の秋に「再発見」してへヴィ・ローテーションをスタートしてから4年以上。今年もほとんど一日一回は聴いていた。というか、聴かないと一日が終わった気がしないのだ。何度も言うが、最高の曲・最高のパフォーマンス・最高のレコーディングが詰まっている。ホントに深い作品!今年は特にSTEVE FERRONEのドラムに気をつけて聴くことが多かったかもしれない。"YOU WRECK ME"、フツーの速い8ビートなのに何であんなに凄まじいの?"CRAWLING BACK TO YOU"、エンディングの、あのライドシンバルさばきはどういうこと(スティーヴのルーツを知りたくて、彼がかつて在籍していたAVERAGE WHITE BANDのアルバムまで買ってしまったよ)?いつか、このアルバムの収録曲のどれかをカヴァー出来たらと思っている。
今日はこの後、前橋COOL FOOLにて今年最後のライヴ(といっても、今年はライヴ本数自体、僅少だったのだけれど)。前回の江古田マーキー同様、力まずに臨みたい。
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