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2019.04.07

My Instruments (2) : Van Zandt TELECASTER

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僕の使用楽器のご紹介、続いてはヴァンザントのテレキャスター。現在所有している唯一のエレクトリックギターです。アコースティックソロになって今年で20年目を迎えましたが、それ以前はバンドで活動、ヴォーカル兼ギターを担当していました。学生時代に最初に手にしたギターもアコギではなくエレキだったのです、実は。

学生時代はアルバイト代を貯めながら国産のコピーモデル、フェンダージャパンやオービルbyギブソンを買って、テレキャスター、ストラトキャスター、レスポール、とモデル毎の音の基本的な違いを覚えたものです。就職してから自分のオリジナルを演奏するバンドを組むと、20代のボーナスはほとんど全てギターに注ぎ込んで輸入モデルを買うようになりました。ギブソン・レスポールJr、フェンダーUSAのストラトキャスターと来て、'90年製のギブソン・レスポールカスタムのブラックフィニッシュを買った時、「これが俺のギターだ!」とビビッと来まして、以降レスポールがメインギターとなり、最終的には'73年製のレスポールカスタムのブラックフィニッシュと'81年製(多分)のレスポールエリート80(昔のレスポールをリイシューした初期のモデル)の2本に落ち着きました。

この2本のレスポールは今思い出しても本当に素晴らしい個体でした。'73年のカスタムは暴れん坊でハイパワー、そのくせネックが異常に細くてボディは軽かったです。反面エリート80はサンバーストでトップのトラ目が美しく、ネックは太めでボディも重かったのですが、低音の滑らかさは本当に美しかった。同じレスポールでも対照的なキャラクターを持った2本だったのです。しかし1999年後半、バンドLOTUSの解散~アコースティックソロとしてLOTUSを名乗って活動を開始した頃に、これらのギターはアンプもろとも売却してしまいました。アコギ購入の資金作りが一番大きな理由でしたが、バンド時代の思い出を払拭したいという意図もあったのでしょうね。

そうして約10年。途中でエレキの弾き語りもしたくなってフェンダージャパンのテレキャスターを買い、ピックアップを替えて使ったりしていましたが満足出来ず、2010年の6月に一生もののエレキとして新品を前橋の某店でローンを組んで購入したのがヴァンザントのテレキャスターです。

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当初はフェンダーカスタムショップのテレの中古を狙っていたのですが、ネットで狙っていたブツを都内に弾きに行くと前日に売れたばかりとのこと・・・そこでもうフェンダーの名前は捨てて、他メーカーを探していくうちに出会ったのがヴァンザント。もともとスティーヴィー・レイ・ヴォーンが使用していたピックアップのメーカーとして名前は知っていましたが、そのピックアップを積むためのギターを販売していることは知りませんでした。取り扱いのある楽器店も限られているのですが、いざ試奏してみると楽器としての出来の良さに惚れ惚れしました。ギター本体は日本の工房、PGM社で制作されているのだそうです。

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ボディのフィニッシュは極薄のラッカー。ナットはオイル漬けの牛骨。「新品のギターでどれだけヴィンテージギターの音に近づけられるか」をコンセプトに作られたそうです。この個体はローズウッド指板なのにボディはライトアッシュという特異な仕様(とにかく軽いです。3.3kg!)+スパークリングが入った深緑というボディカラーもお気に入りです。カラッと抜けの良い素晴らしい音がします。弾き語りで使うにしても、ピックアップをミドルポジション+クリーントーンにして5カポでGのアルペジオを鳴らすとまさにJEFF BUCKLEYの「ハレルヤ」の世界です。アンプを調節しなくても自然なリヴァーブが出るんです。

ピックアップの高さ、ブリッジ駒の高さ・位置などは出荷時に完璧にセットアップされていますので、自分で勝手に調整しようとすると鳴らなくなってしまうのも恐るべしヴァンザント!弦もエヴァリー社の010~046でセットアップされているので、試しにこれまで使い慣れたアーニーボールの010~046を張ってみたらビリ付きが酷くて使いものにならなくなり、元に戻したことがありました。よって自分で手を加えているのは、ピックアップセレクターのノブをストラト用の小さなタイプに交換しただけです。

このギター、実際に人前で使用したのは今のところ札幌での数回のバンドセッション、群馬・渋川でのアクセラレイタ―ズさんとのセッションくらいですが、いずれもバンドサウンドに埋もれることなくしっかり音が前に出てきました。これからも機会を見つけて弾き込んでいこうと思っています。

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