PEARL JAMニューアルバム!"BACKSPACER"
1970年生まれなので、毎年、3月20日~12月31日の間は西暦と自分の年齢の下一桁が同じである。逆に言えば、年齢を忘れたくても西暦を確認すればすぐに思い出せてしまう。
音楽シーンを語る時、1960年代、'70年代、'80年代、'90年代、2000年代という風に10年ごとにまとめられることが多い。大体10年周期で大きな流れがあるように思えるから、このまとめ方はあながち間違いではないのだろう。個人的には'00年代には何の流れも感じられないのだけれど、まあいいか。
で、'90年代というのは、ちょうど俺の20代に相当する訳だ。20代。演奏する側として、俺は「バンドマン」だった。10代の終わり頃から友達と遊びで始めたバンド~学祭バンドからオリジナルを書いて演るバンドへ。
リスナーとしてはどうか。20代の10年間は、今のところ一番いろんな音楽を吸収した時期と言えるだろう。今俺が持っている音楽観とやらは、やはりこの時期に形成されたものだろうと思う。そして、おそらくそれは、この先も基本的に変わらないだろうと思われる。
やはり一番印象深いのは、一連のアメリカン・アンダーグラウンドシーンからメジャーに出てきたバンド達。「グランジ」、その後は「オルタナティヴ」なんて単語で一絡げにされてしまったりしたけど。そんな単語はともかくとして、彼らの音楽を紐解いていくと、アメリカの主に(シアトルのような)地方都市を中心に確実な流れがあって、そこが日本の前橋という地方都市でバンドをやっていた俺に強くアピールしてきたのだと思う。
そんな彼らも、ほとんどがいつの間にかいなくなってしまった。とても悲劇的な最後を遂げてしまったバンドもいた。俺は29歳の後半でアコースティック・ソロになった。今年でちょうどソロ活動10周年を迎える。
でも、あれから10年近く経っても、元気でやっているバンドもいる。その代表格がPEARL JAMだろう。パール・ジャムの新譜は、ここ数作の中では一番良い。何というか、とても「抜けが良い」。すっきりした表情をしている。11曲でトータル36分という短さも潔い。ただ、去年出たREMの新譜の方が、より「ブッ飛んで」いる。まだまだREMには敵わないってことかなあ。
PEARL JAM "BACKSPACER"
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