久しぶりに音盤日記。(3)~REO SPEEDWAGON
まだまだ続行中のリイシューCD購入。今回は遂に来た!REO SPEEDWAGON。しつこいようだが、「アールイーオー」である。「レオ」ではない。
ソニージャパンの大々的な'80年代ミュージック企画?の一環としてのようだが、何と彼らが'80年代に発表したオリジナル4作(HI INFIDELITY・'80年、GOOD TROUBLE・'82年、WHEELS ARE TURNIN'・'84年、LIFE AS WE KNOW IT・'87年)が全てリマスター、紙ジャケ仕様でリリースされたのだ。国内盤のみの仕様だが、オール・リマスターのボーナストラックなし、となれば買わざるを得ない。ちょっと高くなったが4作とも購入した。これまでのパターンならモンスターヒットとなった"HI INFIDELITY"のみのリリースなのだが、今回ばかりはソニーさんを褒めちぎるしかない!
国内盤のみの仕様→おそらく日本でのリマスタリングということで、音質には当初不安があったのだが、聴いてみて驚いた。ここまでアナログに近い、温かみのある音質に仕上がっているとは!リマスター盤にありがちな高音・低音域の過剰さがなく、立体感や細部の表現にも優れている。特にエレキのリズムギターの表情が豊かに感じ取れるのがウレシイ。
"HI INFIDELITY"は2000年に「発売20周年記念」としてUSリマスタリング盤がリリースされていたが、それをも軽く凌駕している。残り3作は長らく国内盤は廃盤、"LIFE"に至っては本国US盤ですら入手困難の状態が続いていたはずである。だから、今回のリイシューは実は快挙!と呼ぶべきであろう。これだけの音質でありながら、マスタリング・エンジニアのクレジットがないのが不思議なくらいである。
ただ、紙ジャケと帯・解説などの付属物は、当時の国内盤アナログの再現。精密に再現されている(国内盤アナログでは、ジャケットは厚紙を折った上に柄が印刷された紙を巻いて貼り付ける。本国盤の内袋は柄はそのままに2つ折の解説書に差し替えられ、盤は薄いビニールのシートで保護されるのが一般的)のだが、個人的にはジャケットと内袋はUS盤アナログを再現して欲しかった。BRUCE SPRINGSTEENの紙ジャケがそうだったのでREOもそうかな、と思っていたのだが。しかし、それを差し引いても今回のリリースは素晴しい!完全限定生産とは言わず、是非継続発売してREOの再評価に繋げて欲しいものだ。
何を隠そう、高1('85年)の秋に当時の最新アルバムだった"WHEELS ARE TURNIN'"の国内盤LPを買ったのが、俺とREOとの出会いであり、洋楽との出会いであり、今の俺の原点なのだ。それから約1年かけて彼らの過去作を全て揃え、'87年2月に渋谷のタワレコ(今の東急ハンズの斜め向かい辺りに位置したビルの上階にあった)に入荷したばかりの"LIFE"のUS盤LPを買ったのを今でも鮮明に憶えている(今でもそれらは実家に大切に保管してある)。俺がCDプレイヤーを手にしたのは、それから更に1年以上後のことである。・・・・・・とても感慨深い。
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