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2008.07.27

映画 "CONTROL"

初めから期待などしなければ良いのだけれど。それでも、何か期待して観に行ってしまう、ミュージシャンの伝記映画。そもそも、俺は何を期待しているのだろうか???

そうだなあ。今回はアントン・コービンの初監督作というところに最も期待したのかな。アントンはU2やREMのポートレイトで有名な、CDのブックレットにも数多く作品が使用されている写真家である。全編モノクロで撮影されていることにも惹かれた。少なくとも、オリバー・ストーンが撮ったドアーズのようにはなるまい、とも思った。イアン・カーティス、JOY DIVISIONのフロントマン。1980年に自殺。

結果はというと、「やはり、こんなものだろうか?決して悪くはないんだけどな」。というか、あれ以上は無理なんだろうな。身も蓋もない言い方になってしまうけれど、YouTubeでジョイ・ディヴィジョンの数少ないライヴ映像を観た方が良い。ライヴはドラマだもの。伝記よりも本人出演の方が良いに決まっている。イアンが自殺した本当の原因なんて知る必要はないし、本人以外に分かる訳もないのだ。ドアーズに限らず、これまで観てきたどのミュージシャンの伝記映画にも言えることだが。

それでも、伝記映画を作ることは、文字通りミュージシャンの存在や音楽を「後世に伝える」大きなきっかけにはなる。しかし、その役割さえ果たせれば良いのだろうか?映画館を出てから、そんなことをずっと考えていた。それでも(再)、また何か制作されたら、観に行ってしまうのは間違いないのだが。メチャクチャなこと言ってるかな?俺。

久しぶりに、頭の中でイアンのあの独特のステージ・パフォーマンスが何度もリピートされている。主演のサム・ライリーのパフォーマンスもなかなかだったが、本物に比べてちょっと格好が良過ぎたかも。ジョイ・ディヴィジョンに関しては、この作品とは別にドキュメンタリーフィルムの公開も始まっている。こちらも是非観たい。

映画「コントロール」 公式サイト

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コメント

イアン・カーティスが映画になっちゃってるんですか。彼の生前の未発表フィルムをコラージュしたようなドキュメントだと興味深いです…。私はニューオーダーから入ってジョイ・ディヴィジョンは後追いでした~。イアンの声は存在感ありますね。

投稿: Sam | 2008.07.30 00:49

Samさん

やっぱりミュージシャンの伝記映画では泣けないんですね、自分は。LAST WALTZやJOHN LENNONのLIVE IN NYCやU2の最近のツアーのDVDだったりする訳ですよ、泣けるのは。

ミュージシャンにとって最高のドラマを作れるのは、やはりステージだと思います。伝記映画は、そのミュージシャンに初めて触れる人への良い道標になれば、くらいに思っておいた方が・・・とか。

それにしてもJOY DIVISION、今聴くと演奏ヘタだなあ(笑)。もちろん、それとは違うところに魅力があるのですが、それにしてもヘタ過ぎです。

投稿: LOTUS | 2008.07.30 20:27

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