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2005.09.19

LIGHTNING IN A BOTTLE

今日はシネマテーク高崎にて、楽しみにしていた映画"LIGHTNING IN A BOTTLE"を。この作品はブルース(いまだに迷うのだが、ブルースとブルーズ、どっちが正しいのだろう?とりあえず今回は『ス』で)ミュージック誕生100周年を記念してNYはラジオシティ・ミュージックホールで行われたコンサートのドキュメンタリー。ステージにはリヴィング・レジェンドを総ざらえした感のある出演者達(BBキング、バディ・ガイ、メイヴィス・ステイプルズ、ゲイトマウス・ブラウン、オデッタ、ルース・ブラウン、ソロモン・バーク、ヒューバート・サムリン、などなどなど!)に加えてナタリー・コールやネヴィル・ブラザーズ、ロバート・クレイ、ヴァーノン・リード、チャック・D、ケブ・モなどの脂の乗り切ったブラック・ミュージシャン、さらにブルースに敬意を表するジョン・フォガティ、ボニー・レイット、エアロスミスのスティーヴンとジョーといったホワイト・ミュージシャンまで。さらにバックバンドにはドラムにスティーヴ・ジョーダン(今回のバンマス)、レヴォン・ヘルム、キーボードにドクター・ジョン、グレッグ・オールマン、ギターにダニー・コーチマー!ね、観たくなってきたでしょ(笑)?マーティン・スコセッシ(『ラスト・ワルツ』!)が製作総指揮をしているだけあって、カット割りなども絶妙であった。アフリカの民謡からスタートしてカントリー・ブルース、ジャズ~エレクトリック・ブルース、ジミヘンまで、とブルースの歴史を辿る形でコンサートは進行していった。トリはBBキングが「スウィート・リトル・シックスティーン」、さらにボニー・レイットとロバート・クレイと共にゆったりとセッションして終了。

観ている間、何にやられたのかはよく分からないが涙が流れっぱなしだった。多分、1リットルくらいは(笑)。俺はこういう作品に接した時どうしてもミュージシャンとしての観方をしてしまうのだが、何というか「音楽をやっていて本当に良かった」と思えたのだ。自分はスタイルとしてブルースを選んだわけではないけれど、生の感情をぶつける曲、パフォーマンスを演るという点で共通しているのでは、とおこがましくも言わせてもらいたい。

この3連休、自分のライヴがあり、そこで東京からの友達のミュージシャンを紹介し、さらにこの映画で改めて音楽の素晴しさを感じることができた。これ以上何を求めろというのか?「間で曲の一つも書ければね・・・内なる神の声」。・・・そりゃそうだよね(笑)。でもさ、多くを求めすぎてはいけない、っていうじゃない(苦笑)。

<追記>ヒューバート・サムリンのステージでヴォーカルを取ったのはデヴィッド・ヨハンセンだった。そう、ニューヨーク・ドールズの。最初は「ボブ・シーガーがすっごく痩せたなぁ」と思ったのだが。彼の盟友、ジョニー・サンダースが亡くなる前のインタビューで「好きなギタリストはハウリン・ウルフんとこで弾いてたヒューバート・サムリン」と言っていたのを、ふと思い出した。

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コメント

「多くを求めすぎちゃいけない」みんなそろっちゃうと、人生終わってしまいます。
だから、わたしは今のところ「宝クジ」を買いません<笑>

ジョン・フォガティとエアロスミスときいただけでも、みたいな、みたいなその映画

熊谷組の方たちはたぶん、みんなお好きでしょうね。
ブライアン・ジョーンズはハウリン・ウルフ
が好きだった・・・好きなものはみーんな
数珠つながり。

投稿: なんしー | 2005.09.20 12:21

なんしーさん
そうですね。自分もZEPPからハウリン・ウルフを知ったり、クラプトンからロバート・ジョンソンだったり、U2を通じてBBキング、カート・コベインからレッドベリーでしたから。
その割にブルースのCDはあまり持ってないんですけどね。自分でブルースを演ろうとは思わないんですけど、今自分が演っている音楽もその直線上にあると思いたいですね。

投稿: LOTUS | 2005.09.20 18:16

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